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怠惰と汗と現実と

キムラヤスヒロ(鳩)公式ブログ

Eclipse first, the rest nowhere.

今日は皆既月食だった。
雲の量が多く終始見ることはできなかったが
何とか赤みを帯びた月や、その後部分的に金のリング様になった月を見ることができた。

皆既月食は英語でa total eclipse of the moonという。
eclipseというのが食<蝕>という意味の単語だが
エクリプスといえば、競馬ファンにとってはイギリスの伝説の名馬、
そしてその名を冠したアメリカの表彰制度を思い出す人が多いだろう。

他の馬が回避した8回の単走を含む、18戦18勝という成績を残したエクリプス。
18世紀のことであり、記録の正確性に疑問を呈する人もいるだろうが
死語300年以上経った現在でもその血統が生き残っている事実から、その優秀さを否定することはできない。

さて、タイトルのEclipse first, the rest nowhere. は、このエクリプスのレースぶりがきっかけで誕生したことわざで
エクリプスのWikipediaにも掲載されている
(Wikiに記述のある新英和のほか、過去に自分が参照した何かの文法書にも
the restの用法の頁に掲載されていたと思う)。

和訳は「エクリプス1着、他は誰もいない(2着馬はなし)」。
Wikiに端的な記述があるのでそれを見ていただければ良いが、
要するに、勝ち馬から1ハロン(約200m)以上離されると当時のルールでは失格となるところ
エクリプスの馬主が愛馬の勝利への自信からそんな賭けをし、
見事エクリプスは1ハロン以上の大差で勝利した、というものである。

1着とシンガリ馬ならともかく、2番手の馬が1ハロン離されるというのは
現在の日本のレースでいえばおよそ11秒~13秒ほどの着差をつけて勝つということになるが
そんなことはまず不可能だ
(タイムオーバー級の馬が大量に出走している中、一頭だけ重賞級の馬が出走したダート戦などであれば
万に一つはありえるかもしれないが)。
そんな賭けをするオーナーもオーナーだが
それを実現してしまうエクリプスのレースを見れば
それが現在もことわざとして生き残るのも無理はない。

以前紹介した「upset」をはじめ
欧米には競走馬がきっかけで生まれた(あるいは定着した)単語やことわざがこうして存在する。
日本語にもそうした類の言葉が一つくらいは欲しいものだ。

【今日のまとめ】
やっぱり「これはびっくりダイユウサク」。

というわけで。
  1. 2014/10/08(水) 21:09:52|
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