Facebookで「レーシックを受けようか検討している」とpostしている人がいて
そういえば自分がレーシックを受けてからもう5年半以上、
そして網膜剥離の手術を受けてから丸6年経つということに気付いて驚いた。早いものである。
自分は元々視力が悪く、レーシックを受ける前は両目とも視力は0.1未満というありさまだった。
そのため家族の反対もまったくなく、むしろ「受けるべき」くらいの勢いであっさり受けることに。
受けたのは品○近○クリニックで、
検査はかなりしっかりしていて、各セクションごとに氏名と生年月日を言わされるなど
ミス防止体制も充分だった。
検査が終わり、最後に医師の診察を受けるのだが
そこで「網膜剥離だ、レーシックどころではなく今すぐ手術が必要」と言われた。
医師は「これじゃ上の方見えてないんじゃない?」と言われたが
正直自覚症状はまったくなかったのでひたすら焦った。
地元に帰って翌週には手術を受け、2週間入院した。
夏休みに入った直後だったので、学業に支障がなかったのは幸いだった。
網膜剥離というのは眼球の裏から網膜が剥がれていくものらしく、
眼球の裏にシリコーンのバンドを入れて剥がれた網膜を押さえ、
その後、表面にガスを注入し、
ガスが自然に抜けていくまでの間うつ伏せになることで重力を利用してくっつくのを待つ
(下を向いていれば、ガスの重みで眼球が下方向に引っ張られるので、
患部が定着しやすくなる)という手術だった。
上や前を向いている時間が長いと、患部が定着せず、最悪は再手術ということにもなりかねないので
入院中はほぼ終始うつ伏せ、あるいは下を向いていることを余儀なくされた。
当然、就寝時もうつ伏せになるのだが
身体が無意識に上を向いてしまうため、途中で目が覚めてはうつ伏せで寝直す、というのが辛かった。
無事、再手術の必要もなく入院期間は終わった。
てっきり、もうレーシックは受けられないのかと思っていたが
手術した医師によると、箇所が違うので問題ないとのこと。
数度の定期健診を経て年末には再び品○近○クリニックに行き、レーシックを受けた。
「レーシックは痛い」という人は結構いて、
実際まったく痛くないわけでもないのだが
自分はその前に網膜剥離の手術を経験していたから、正直恐怖はまったくなかった。
なにせ、レーシックは表面を薄く切るだけだが、網膜剥離の手術では眼球にメスを突っ込むのだ。
レーシックにより両目とも視力は1.0-1.2程度に回復した。
網膜の方の検査は今でも年に一度通っており、先月も行ったばかりだが
その際に測ってもらった視力は両目とも1.2で、幸いにも低下は見られない。
これだけ電子機器を毎日のように見ていても低下しないのだから凄いものである。
よく「レーシックはおすすめ」とか、逆に「危ない」とか、色々な意見を耳にするが
なにせ「手術」なので、薦める・薦めないの問題ではなくて
自分に必要かを見極めて、必要だと感じたら受ければいいものだと思う。
自分はイレギュラーなケースだが、
結果的にはレーシックを受けようと決意したおかげで網膜剥離に気付けたし
視力回復という本来の目的も果たせたのだから万々歳だった。
【今日のまとめ】
なぜ網膜剥離になったのかは結局謎。
というわけで。
- 2014/09/08(月) 08:59:24|
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