怠惰と汗と現実と不思議と夏が好きだ

キムラヤスヒロ（鳩）公式ブログ

不思議と夏が好きだ

きょうの帰り、駅のホームで蝉が死んでいた。
まだ梅雨も明けていないのにあまりにも生き急ぎすぎだと思うが、それはそれで美しい生き様かもしれない。
この蝉は、きっと自分なりに生き抜いたのだ。

西日本では梅雨が明けたという。
関東も、向こう数日のうちに梅雨明けが発表されるだろう。
いよいよ、本格的な夏が始まる。

オレの住む古河は暑い。
最高気温のランキングくらいでしかニュースにならないほど、暑い以外に何もない街だ。
家に帰れば室温は30度を超えており、夜はとてもそのままでは眠れない。

夏は厄介な季節だ。
熱波の中を蚊が飛び交い、紫外線の容赦ない攻撃にさらされる。
そうかと思えば突然の雷雨が襲い、ずぶ濡れになることもある。

だが、オレは不思議と夏が好きだ。
四季でいえば、秋の次に夏が好きだ。
日が長いぶん長く活動できるし、気温の高さはエアコンでうまく調整すればむしろ精神面の安定に作用する。
年甲斐もないが、ほかの季節に比べて解放的な気分にもなれる。

学生のころのような夏休みはもはやないが、いまの生活では、土日にたまの三連休でもあればそれで十分だ。
オレは無職の期間が長かったが、その間に遊び方を学ぶことができた点で、無職の期間も無駄ではなかったと思える。

秋に切り替わるまでの2ヶ月と少し。
遊びながら働きつつ、悔いなく生き抜きたい。

【今日のまとめ】
とりあえず花火は高速道路から見た。

というわけで。