今月上旬の北海道旅行、
函館から札幌に移動した夜に真っ先に向かったのが、すすきのの「みよしのさっぽろ」だ。

本当なら本店である狸小路店に行きたかったが、営業時間に間に合わなかったので
深夜まで営業している近くの日劇店に立ち寄った。
店名の通り札幌エリアをメインに展開しており、徒歩圏内に複数の店舗がある、ご当地の一大勢力だ。
店内は数席しかなく満席で、店の外で少し待ってから入店した。
札幌の人々からすれば「みよしの」にわざわざ並ぶというのは怪しい人間に見えるかもしれないが、
タイトなスケジュールの観光客であるオレにとっては、ここで並んででも食べないと、下手すれば向こう数年は食べられないのである。
旅の恥はかき捨てだ。
▲得 みよしの盛カレー。迷わず「得 みよしの盛カレー」を注文した。
大盛りのカレーに餃子が6個、そして温玉が乗った大盛りメニューだ。
普段ならうれしいところだが、今回の旅ではとにかく食べ通しなのでなかなかに辛い。
だが、痩せるのは後からできても、食べられるのはいまこのときだけなので、悩んでいる場合ではない。
味のほうは、いかにもオーソドックスなカレーと餃子だ。
うまいことに間違いはないが、絶品というものでもない。
だが、それでいいのである。
「みよしの」は吉野家や松屋のようなポジションの店であり、いつでも安定した味が食べられることにその価値があるはずだ。
この味だからこそ、札幌の人々に長く愛されているのだろう。

満腹を超える満腹で退店し、宿のある大通方面へと向かった。
札幌の夜の街は、22時前でもなお眠る気配はなかった。
【今日のまとめ】
「フレンド」の餃子を思い出した。というわけで。
- 2023/05/19(金) 20:00:44|
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