
富良野への道中、札幌から特急で向かった滝川で鈍行への乗り換えがあり、待ち時間は約50分。
事前に調べておいた、徒歩10分ほどのそば屋「まるかつ」へと歩いた。
食べログを見る限り、滝川では人気店のようだ。
往復で20分なので、食べる時間は30分。
もし混んでいればすぐに引き返すつもりで向かってみたところ、無事に店内のカウンターにすぐ着席できた。
▲カレーそば(450円)。寒いときに食べたならばさぞうまいだろうな、という感想がまず浮かぶ、
とろみの効いたカレーのつゆがたっぷり入ったカレーそば。
価格や提供の速さからして立ち食いそばクオリティのはずなのだが、その味は抜群だった。
特急の車内でサンドイッチを食べた腹八分目の状態からでそう感じるのだから、本当にうまいということだ。
チェーン店ではない地元の人気店の底力を思い知った。

駅に戻る途中にあったお寺の境内には、枝垂れ桜が咲いていた。
ソメイヨシノはさすがに咲いていないが、5月上旬でもまだ桜が見られるという事実に、ここが北国であることを強く感じる。

スカイスポーツの街らしく、滝川駅前にはグライダーが展示されていた。
街の中心地は駅から離れた場所にあるようで、駅周辺は寂しい雰囲気だったが、
駅は自動改札や広い待合室もあり、それなりに立派だった。
今回の乗り換えがなければおそらく訪れることはなかったであろう滝川。
その街で食べたカレーそばの味を、オレはきっと忘れないだろう。
【今日のまとめ】
「たきがわ」ではない。というわけで。
- 2023/05/15(月) 20:00:00|
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