先日の日曜、市議会議員選挙が終わった。
オレの投票した候補は当選したので、投票に行った意味はあったといえる。
もっとも、この市議会議員選挙は、出馬した31候補のうち24人が当選する選挙だ。
候補者の8割近くが当選する選挙となると、誰が当選するかより、誰が落選するかが重要となってくる。
その意味で、国政選挙とは性格が異なる選挙だ。
正直な話、市政のレベルでいえば、
当選が確実であるような大物の候補者を除いて、誰が議員になっても大した違いはない。
勘違いしないで欲しいが、オレは市議選はどうでもいいと言いたいのではない。
大した違いがないからこそ誰もが出馬でき、市政に影響を与えることが可能になる。
選挙のたび、投票に行くことを呼びかけるようなSNSの投稿を見かける。
だが、そのようなレベルではそもそも民主主義は成立しない。
投票に行くのは歯磨きや入浴と同じレベルのものであって、
それをすべきか否かを論じたり、誰かに言われてする内容のものではない。
義務でない以上行かないのは勝手だが、
歯磨きや入浴をしない人間がコミュニケーションを拒絶されるのと同じことが、投票に行かない人間に対しても起きる。
ただそれだけの話である。
【今日のまとめ】
開票の速さには恐れ入る。というわけで。
- 2023/04/25(火) 23:07:23|
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