きょうは月に一度の美容室に立ち寄った。
いまは帰路の電車でこのエントリを書いている。
美容師さんが、10年以上髪を切っていたお客さんが、30歳を機に地方に帰った、という話をした。
特に新しく家庭を持ったということでもないそうだ。
地方に帰る、というのは少し羨ましい。
オレはずっと地方に住みつつ、電車で都心に出るという生活をずっと続けている。
家は茨城県なので間違いなく地方だが、
歩けば10分で駅に着き、その駅からは1時間足らずで都内に行けてしまう。
そんなオレにとって、地方は何かを機に帰る場所ではなく、毎日の帰る場所だ。
帰省というのもオレはしたことがないし、おそらくこれからすることもないだろう。
この生活は客観的に見ればおそらく相当に恵まれているし、実際に不自由は少ない。
だが、だからこそ、地方に帰ることへの憧れをどうしても抱いてしまう。
もちろん、それが憧れだからこそいいものだということも理解はしているつもりだ。
オレがときおり国内の一人旅をしたくなるのは、そんな憧れを一時的にでも満たしたつもりになれるからなのかもしれない。
【今日のまとめ】
旅先に帰る家はないのだが。
というわけで。
- 2023/02/15(水) 21:18:27|
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