あるメーカーが、製造拠点を中国から日本国内に移すというニュースを目にした。
それにより、コストが2割ほど抑えられるというのが理由だそうだ。
誰もがうすうす勘づいているこの国の衰退を象徴するニュースである。
もはや、メイドインジャパンはブランドではない。
中国で作るよりも、衰退して競争力が低下した日本国内で生産するほうが人件費が安いから日本国内で作る。
そんな時代になってしまった。
もちろん、日本ならではの丁寧さや真面目さはあるのだろう。
だが、その丁寧さや真面目さは、商品価値に結びつかない。
「いいものは高い」という当たり前の原理すら、この国では通用しなくなっている。
いいものを作ることを求められるのに、人件費は少しも上昇しない。
そんな状況に、この国はあとどれだけ耐えることができるだろうか。
オレは悲観論者ではないし、この国には頑張ってほしいし、この国が好きだ。
だが、そんなオレでも、現状は客観視しなければならない。
これからをこの国で生き抜くために、オレはどうすべきなのだろう。
【今日のまとめ】
どうせならiPhoneも日本製にしてほしい。
というわけで。
- 2022/09/15(木) 19:05:39|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0