AIを使ったイラスト作成が流行している。
オレも何度か試してみたが、適当な単語を並べるだけでも、その言葉が意味するものとして比較的適格なイラストが瞬時に完成する。
明らかに元の絵や写真が存在しているものであり、著作権の問題は気になるところだが、そのクオリティには感服する。
実用化されはじめたばかりこの段階でこのクオリティということなら、
ものの10年も立てば、絵のまったく描けない人間でも思いのままのイラストを完成させることができるようになるだろう。
人間のイラストレーターが完全に駆逐されることはないだろうが、
多くのイラストレーターは、AIの描いたイラストを微修正するための技術者のような存在になるはずだ。
これはイラストの話であるが、他の業種も遅かれ早かれAIに侵食されるだろう。
オレが務める契約法務の仕事でも、既にAIによる契約審査システムが一部で導入されはじめている。
それはまだ不十分なものだが、きっとものの数年もすれば実用に足るレベルに到達する。
そうなったときに、オレはいまの仕事を続けていられるか、まだわからない。
インターネットや携帯電話の登場が世の中を劇的に変えたように、AIの台頭も世の中を大きく変えるだろう。
それが人間の仕事を不要にするとはオレは思わないが、
少なくとも仕事の内容は大きく変わるだろう。
そんな世の中で、オレはどう生き抜けるのか。
楽しみでもあり、もちろん不安でもある。
【今日のまとめ】
まだ不自然さが怖いが。
というわけで。
- 2022/09/06(火) 19:25:28|
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