韓国競馬の招待競走、コリアスプリントとコリアカップが終わった。
コリアスプリントのラプタスは2着、コリアカップのセキフウは3着という惜しい結果だった。
以前は日本馬が出るたびに楽勝していたことを考えれば、韓国馬のレベルがそれだけ上がったということだろう。
かつて日本競馬がジャパンカップの創設により右肩上がりにそのレベルを高めたように、
韓国競馬も他国を範として競馬の近代化を図っている。
その姿勢には敬意を表するべきだ。
他方で、招待する日本馬のレベルについても、絶妙なラインを突いているなと思う。
極端な話、コリアカップにたとえばチュウワウィザードを招待していたなら、他の韓国馬は相手にならない。
日本でも一線級ではないラプタスやセキフウを招待し、韓国馬としのぎを削らせてこそ、
レベルアップにつながると韓国競馬の関係者は考えているのだろう。
きっと、馬券が相当うまい人間が韓国競馬の内部にいるのだろうなと邪推してしまう。
日韓関係とスポーツにおけるそれはサッカーなどでよく問題となるが、
少なくとも競馬に関しては、韓国の姿勢はとても真摯であると感じる。
いつか韓国馬が中央のダート競走に遠征してくる日が楽しみだ。
【今日のまとめ】
レース中継が観られない法律は新鮮だった。というわけで。
- 2022/09/04(日) 21:38:05|
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