怠惰と汗と現実と年に一度の通院

キムラヤスヒロ（鳩）公式ブログ

年に一度の通院

明日は病院に行く。

病院に行くと言っても、何か体調が悪いわけでもないし、発熱したということでもない。
年に一度の経過観察だ。

14年前の夏、オレは網膜剥離で入院し、手術を受けた。
レーシックを受けようとした際の事前健診で網膜剥離が見つかり、すぐに入院することになったのだった。

幸い手術はうまくいき、二週間程度の入院で事なきを得たが、
一日のほとんどをうつ伏せで過ごす日が二週間も続いたのはなかなかに過酷だった。

網膜剥離の治療後は無事にレーシックを受けることができ、
それ以降、特に最初の兆しはない。
いまの経過観察は、あくまで念のためのものだ。

経過観察では眼底レンズを目に当てる。
そのために瞳孔を広げる目薬と麻酔の目薬をさすのだが、
これを当てると数時間は視界がぼやけ、眩しいうえに文字が読めなくなる。
サングラスが必須になるし、サングラスをかけても文字は結局読めない。

点字が読めるわけでもないオレにとって、視界が正常に戻るまでの数時間は少々退屈だ。
ここ数年は帰ってから二度寝をし、数時間眠るようにしているが、
少し目が覚めてスマートフォンに目をやっても、ぼやけて読めない。
寝るしかない時間というのは、案外難儀なものだ。

明日はぐっすり寝てその時間をやり過ごせるように、今夜はほんの少し夜更かししておきたい。

【今日のまとめ】
14年はあまりに早い。

というわけで。