京都アニメーションの放火事件から3年が経つという。
第三者からすれば「もう3年か」と感じるところもあるが、
関係者や遺族からすれば、永遠にも思えるほどの3年間だっただろう。
友人である山田ワープさんの命日からちょうど一か月後にこの事件は起きた。
オレは出社しており、昼休みにスマートフォンでニュースを見てこの事件を知った。
その時点ではまだ死傷者の情報は出ておらず、ただ「心配だ」という程度だったが、
その後数日間にわたり続々と報じられた情報により、絶望を感じた。
何度も山田ワープさんと聖地巡礼をして回った京都アニメーションの作品。
それを作り上げたアニメーターの多くが犠牲となり、また重傷を負った。
どうしてオレからオレの好きなものをどんどん奪うのだ、
そんな思いを抱かずにはいられなかった。
会社の当時の上司との関係があまり良くなく、もともと精神的にまいっていたこともあり、
このときのオレは、間違いなく精神的にどん底であった。
先日リリースした「KEEP ON DANCING」という曲では、
「いなくなった人々が残したものを伝えるということ」をテーマとした。
優れたクリエイターになれない一ファンであっても、クリエイターたちが遺したものを伝えることはできる。
それがオレにできる最大限の彼らへの賛辞であり、生き抜く意味であるとオレは考えている。
【今日のまとめ】
とにかく生きなければ。というわけで。
- 2022/07/18(月) 23:52:44|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0