オレは年に一度は新潟に行く。
新潟といえば食べ物がうまいことで有名だが、
単にうまいだけではなく、ローカルフードの多さもまた魅力だ。
関東からそう遠くない立地ながら日本海側に存在し、
細長い地形ゆえ東北・北陸地方の双方に属するその特殊性。
それが独自の文化や物流を生み、さらにローカルフードを生み出したのだろう。
オレの好きな新潟ローカルフードのひとつが、「もも太郎」だ。
桃色をしたいちご味のアイスバーで、新潟ではスーパーやコンビニに行くとたいてい売っている。
いちごシロップのかき氷のような素朴な味だが、その素朴さが郷愁を誘う。
毎日食べたい味ではないかもしれないが、旅先で毎回食べるにはちょうどいい味だ。
その「もも太郎」の最大の特徴は、とにかく溶けやすいことだ。
冷凍ケースから出し、購入して店から出ると、すでに少しずつ溶け始めている。
一般的なアイスバーよりもコーティングが弱く、単にかき氷を固めたようになっているため、すぐに溶け、崩れてしまう
(「もも太郎」はセイヒョーとダイイチの2社から発売されているが、前者は特にその傾向が強い)。
暑い新潟の夏において、
「もも太郎」を購入し、家に持ち帰って食べるのは至難の業だろう。
おすすめは、買ってすぐにその場で食べることだ。
アイスを買ってすぐに食べるという、子供のころのような体験。
それもまた、郷愁を誘うのに一役買っている。
近いうち、セイヒョーの「もも太郎」が関東の一部スーパーでも購入できるようになると聞いた。
ぜひ、その溶けやすさと郷愁を味わってほしい。
【今日のまとめ】
「金太郎」はまだ食べたことがない。
というわけで。
- 2022/06/21(火) 19:36:12|
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