KEEP ON DANCING。
昨年の暮れに友人の墓参りをした際、その墓石に刻まれていた言葉だ。
それ以来、オレはずっとその言葉について考えてきた。
そのひとつの答えが、この曲を書くことだった。
残念ながら、人はいつか必ずこの世を去ってしまう。
しかも、それはいつ訪れるかもわからない。
100年生きる人もいれば、若くして亡くなってしまう人もいる。
それは避けることのできない悲しい事実だ。
だが、この世を去った人たちが残したものは、その本人がいなくなってもこの世に残り続ける。
それをオレたちが語り継ぐかぎり、消えてしまうことはない。
オレに才能はない。
文章も上手くなければ、いい曲を書けるわけでもない。
だが、才能のある人たちがこの世に残していったものを語り継ぐことなら、オレにだってきっとできる。
KEEP ON DANCING。
踊り続けろ。
それはきっと、彼の死を前に立ち止まらず、彼の残したものを語り継げということだ。
少なくとも、オレはそう解釈した。
6月18日が彼の四度目の命日である。
本当ならフルセットのアレンジで音源を間に合わせたかったが、
オレの遅筆さゆえに、ひとまず弾き語りのバージョンを作るのが精一杯だった。
必ずやそう遠くないうちに、完成版のアレンジを作りたい。
【今日のまとめ】
前向きな曲にしたかった。というわけで。
- 2022/06/11(土) 22:11:39|
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