アメリカでまた銃乱射事件があり、21人の子供達や教師が亡くなったという。
アメリカでは平均して1日に1件以上の銃による殺人事件があるといい、
実際、ニュースで「銃乱射事件があった」と聞いても驚かない。
銃乱射事件の多くは犯人が自殺するが、日本で言う電車への飛び込みのようなものなのかもしれない。
飛び込みと異なるのは、それが他者の命を奪うことを伴う点だ。
当たり前だが、銃が身近にあればこうした時間は起きるに決まっている。
引き金を引くだけで簡単に人を殺せてしまう凶器が家にあるというのは、オレたちにはよくわからない感覚だ。
包丁やハンマーでも人を殺せるし、日本の家庭にも包丁やハンマーは当たり前にある。
だが、殺傷力は銃ほどではないし、何より本来の用途がある。
銃は、護身用という用途があるとはいえ、その護身は相手を撃つことで得られる効果なのだから、大きな違いがある。
何より、銃によって得てして生じる暴発事件は、包丁やハンマーでは生じない。
アメリカが銃社会から抜け出せない理由は多々あるのだろうが、
結局、一度持ってしまうと捨てられない、ということなのだろう。
たとえ法で所持を禁止しても、隠れて所持を続ける人間はいる。
正直に捨てた人間との力の不均衡を考えれば、誰も捨てたがらなくて当然だ。
彼らにとっては、「銃を捨てる」という選択が、非現実的で、無駄な消耗となってしまっているのだ。
【今日のまとめ】
子供が死ぬのは悲しいが。
というわけで。
- 2022/05/25(水) 19:44:13|
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