皐月賞が終わった。
もうそんな季節であるということに驚くとともに、あと一月半すればダービーを観られることへの期待感が高まる。
きょうの皐月賞はサウナで観戦した。
休憩ルームで観るつもりだったが、幸いにもサウナ室のチャンネルがNHKの競馬中継だったので、そのまま観てしまった。
ただでさえ血流が良くなる競馬観戦をサウナ室内で行っていいものかと思ったが、下段に座ったおかげでなんとかなった。
結論から言えば、福永騎手の上手さに尽きる。
もはや、現時点での福永の上手さと信頼感は、かつての岡部幸雄のそれと同レベルにあるのではないだろうか。
かつては上手いながらも大舞台での不安が付きまとう騎手だったが、
いまはその逆で、GIでは必ず抑えないといけない騎手となった。
ジオグリフが強いことは間違いないが、どう乗っても勝てる馬ではなく、福永騎手の好騎乗ありきの結果だ。
オレの本命はドウデュースだったが、展開が向かなかった。
ドウデュース自身がいいポジションを取れなかったことに加え、
逃げ馬のデシエルトがあまりスタートが良くなく2番手に控えたことで、
スローの逃げを好む田辺騎手のアスクビクターモアがペースを作ってしまったことが敗因だろう。
馬場の傾向からすれば後方で控えることは正しい選択だったが、
GIにしてはペースが遅すぎ、また1・2着馬が好位を陣取っていたことで、絶望的な差が開いてしまった。
しかし、それでしっかりと3着に来るのだから、実力は間違いない。
武豊騎手のことなので、ダービーも後方で控えるのだろう。
それがうまくはまれば、雪辱を果たすチャンスはあるように思える。
負けてなお強しだったのは2着のイクイノックスだ。
体質面からレース間隔を開けざるを得ず、昨秋からのぶっつけでこの結果は、実質的に勝ちに等しい。
ダービーに順調に駒を進められれば、1番人気はこの馬だろう。
混戦ムードの漂っていた皐月賞だが、終わってみればほとんど上位人気馬で決着した。
こういう年は、ダービーでも勢力図はあまり変わらない印象だ。
ダービーの出走権を獲得した馬たちが、順調にダービーに挑めることを願う。
【今日のまとめ】
今年は誕生日の翌日がダービー。
というわけで。
- 2022/04/17(日) 23:19:24|
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