先日の共通テストで、試験時間中に試験問題を撮影して東大生の家庭教師に送信し、答えを教えてもらった人物がいるというニュースを目にした。
きょう、その人物と見られる女性が警察に出頭したらしい。
とんだギャンブルであるし、そのギャンブルに彼女は失敗したわけだが、
仮に成功していたとしてもリターンは低いだろう。
東大生の解答が100%合っているわけでもないし、
試験時間中に試験官の目を盗んでスマホの画面を見ながらでは、たとえ正しい解答が送られてきたとしてと正答するのは難しい。
そもそも、解答した東大生は共通テストの問題を解いている自覚がなかったという。
それでは、質問の答えが試験時間中に返ってくる保証もない
(実際、ニュースでは東大生は「返信した」と言っているが、それが試験時間中に返信されたかどうかの説明はない)。
カンニングは不正行為であり許されないが、
仮に行うならば、あらかじめ解答の送信者と通じておき、試験時間中に無事解答を得られるようにしなければ意味がない。
試験が終わってから100点満点の解答が届いても無駄でしかないからだ。
「犯人」の女性は頭脳犯のつもりだったのかもしれないが、あまりにも隙が多く、無駄な消耗だったとオレは思う。
【今日のまとめ】
せめてペンにカメラを仕込むなどしてほしい。
というわけで。
- 2022/01/27(木) 22:37:50|
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