中学生が学校で同級生を刺殺したというニュースを目にした。
加害者は、自分が嫌がらせを受けていたと話しているという。
嫌がらせを受けていたのが本当かどうかはわからないが、
少なくとも、加害者にとってその「嫌がらせ」が、相手を死に陥れるレベルのものであったことは間違いない。
被害者が殺されたことで加害者の気持ちが晴れたのならまだいいが、
加害者は、「自分が殺人犯になる」という新たな十字架を背負うことになった。
自分を殺人犯にさせられるという究極の嫌がらせを受けたあと、その怒りをぶつける相手はすでにこの世にいない。
まさしく地獄である。
そして、これは偶然にこの世に露見した数多の地獄のひとつにすぎないのだろう。
加害者の少年が再び世に戻ったとき、彼は何を思うのだろうか。
それは誰にもわからないし、わかりようがない。
【今日のまとめ】
やはり生きるも死ぬも運だ。
というわけで。
- 2021/11/26(金) 18:52:08|
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