オレは朝の電車ではいつもAppleのAirPods Proを装着し、
スワベック・コバレフスキの「ねむりのおんがく」を聴き、眠りながら通勤している。
既に2年以上(AirPods Proを買う前から「ねむりのおんがく」は聴いているので、それも含めれば3年以上)これを続けているが、もはや欠かせないルーティンだ。
「ねむりのおんがく」自体の高いヒーリング性と、聴き飽きた音楽は眠くなる性質を利用した二重の催眠効果で、たいていはよく眠れる。
「たいていは」というのは、眠れないことも稀にあるからなのだが、きょうがその日だった。
付近の乗客のイヤホンの音漏れが、オレのAirPods Proのノイズキャンセリングを突き破って終始聴こえてくるのである。
はじめは隣の人間が爆音で聴いているのかと思ったが、見る限りそうでもない。
信じられないことに、少し離れたところからそれだけの音量で聴いている人間がいたのだ。
AirPods Proのノイズキャンセリングは生活騒音には強いが周囲の音漏れにはあまり強くないことと、「ねむりのおんがく」が静かなアルバムであることを考えれば、多少の音は聴こえても仕方ないが、
音漏れがビートや一部のメロディまで分かるレベルで顕著に聴こえたのは初めてだ。
ここまで来ると、それだけの音量で聴いている本人の耳が心配になってしまう。
オレが音漏れだと思っていただけで、もしかするとイヤホンやヘッドフォンをせずにスピーカーで聴いていたのだろうか。
オレはずっと目を閉じていたから真相はわからない。
しかし、この頃は電車内の不審者も多いので、案外それが正解なのかもしれない。
【今日のまとめ】
注意するのも難しい世の中。
というわけで。
- 2021/11/11(木) 19:03:39|
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