クーポン券が配布される、というニュースを目にした。
クーポン券といってもラーメン屋やハンバーガー屋の割引券ではなく、
現金給付に代えて、5万円分のクーポン券が18歳以下の国民に配布されるのだそうだ。
そもそも現金給付自体にオレは反対なのだが、それはさておき、
現金ではなくクーポンを給付することに反対している人間は単なるクレーマーだろうと思う。
まず、クーポンの方が、振込みを必要とする現金給付に比べて配布スピードが速い。
現金ではなく金券なら、普通郵便でも送ることが可能だからだ。
迅速な給付が求められる状況下では、クーポン券の方がいい。
また、クーポン券であれば、有効期限や使用用途を限定することが可能だ。
消費を促すための給付であれば、貯蓄できないクーポン券の方が確実だ。
それに、昨年批判された「和牛券」は行き過ぎにしても、
ある程度用途を限定した方が、旅行業界や飲食店や個人商店など、国が支援したい産業を狙って支援することができる。
繰り返すが、オレは給付それ自体には反対だ。
金は湧いて出てくるものではないので、金をばらまけばどこかでそのツケが税金として回ってくる。
5万円や10万円の給付に喜んでいたら、いつの間にか払う税金が20万円増えていたというのでは、笑い話にもならない。
その上で、配ることが既定路線なのなら、クーポン券には合理性があるとオレは思う。
それだけの話だ。
【今日のまとめ】
どうせなら電子マネーがいいが。というわけで。
- 2021/11/09(火) 22:12:56|
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