会社で防災用品の点検があった。
どの会社もそうだと思うが、
年に1回か2回、各自に配布されている防災用品や非常食の点検をする。
オレの非常食は期限が近くなっていたので、
新しいものに入れ替え、古いものは自宅に持ち帰った。
その中のパンを家で食べてみたのだが、これがまたなんとも言えない味である。
端的に言えばまずい。
長期の保存を可能にするためには仕方がないのだろうが、乾燥しているし、独特の香りもする。
とはいえ、非常時に食べるものなので、うまい必要はないのかもしれない。
この味に慣れておくこと自体が一つの訓練になると割り切るしかない。
こうした非常食が役に立つのは、会社で被災した場合だけだ。
行き帰りの電車の中で被災しても、備蓄は意味がない。
実に局所的な役割しか果たせず、味もうまくないパンというのはあまりに寂しい存在だが、
いつか役に立つときもあるのかもしれない。
【今日のまとめ】
米のほうはまともかもしれない。
というわけで。
- 2021/10/28(木) 18:37:22|
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