ダービーウィークだ。
オレはダービーというレースが特別好きというわけではないし、
3歳馬のレースよりも、ジャパンカップや天皇賞のほうが盛り上がりにふさわしいと思う。
しかし、世の中がダービーウィークで実際に毎年盛り上がているのだから、
競馬ファンの端くれとしてそれに乗らない手はない。
なにしろ、オレはダービーデーに生まれた人間だ。
一番好きなダービーは、1997年のレースだ。
オレが競馬を見始めたのは1998年なので、リアルタイムでは見ていないが、
当時の「最近のダービー」として何度も見て好きになった。
大外枠から速いスタートダッシュを決めて先頭を奪ったサニーブライアンが、
直線で後続を突き放し、そのまま逃げ切って二冠を達成した。
シルクライトニングの競走除外にどよめく観客、興奮気味のメジロブライトやマチカネフクキタルなど、
レース前の雰囲気からして「これぞダービー」というワクワク感。
いまの数千人だけの観客では、この雰囲気が味わえないだろう。
今年のダービーは、もちろん目の前のレースもそうだが、
「将来きっとまた訪れるであろう、満員の観客で溢れたダービー」をも想像しながらテレビ観戦することになる。
そのとき、満員のスタンドに自分も立っていられることを願ってやまない。
【今日のまとめ】
もちろん1989年のダービーも好きだが。というわけで。
- 2021/05/25(火) 21:31:50|
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