Twitterで、外国人に日本語を教えている人物のあるツイートを目にした。
そのツイートによれば、
「太っている」「痩せている」という単語はルッキズムの助長につながるので、
そのツイート主は、今後外国人にその単語を教えないそうだ。
「太っている」「痩せている」という単語は、
単に状態を表す形容詞であり、それ自体に肯定の評価も否定の評価もない。
単に、それをそうした評価を込めて使えば、ルッキズムとして避難され得るというだけだ。
覚えた単語をどう使うかは、覚えた人物の判断であり、個々人に委ねればいい。
極端な物言いをすれば、
ルッキズムの助長につながるからという理由で「太っている」「痩せている」という単語を教えないのは、
「頭のいい人間が出現すると権力を奪われるかもしれない」という理由で学ぶことを徹底的に弾圧したポル・ポトのやり方と根底は変わらない。
包丁は人を殺せるが、
包丁を殺人に使うか否かは、それを使う人間しだいだ。
【今日のまとめ】
日本語の教科書は一度読んでみたい。
というわけで。
- 2021/04/29(木) 18:05:35|
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