オジュウチョウサンが破れた。
いや、この言い方はメイショウダッサイに失礼であった。
昨年の大障害に続けてJ・GIを連覇したメイショウダッサイこそが現王者であり、順当な結果かもしれない。
今回の中山グランドジャンプは、全馬が無事に完走した。
素晴らしいことであるし、
これは実際、ここ20年ほどで障害レースのレベルが確実に上がっていることの証左である。
昔の障害重賞では5、6頭が落馬することもざらにあったが、
ここ最近は、大障害コースであっても落馬があってせいぜい2、3頭である。
馬も騎手も、障害レースのスペシャリスト化が進んでいるように感じる。
オジュウチョウサンの飛越について、
以前はあの独特の低い飛越を危なっかしいと感じていたが、
結局、彼は落馬しないし、深刻な怪我をしたという話も聞かない。
あれはあれで、彼独特の「上手い」飛越だったのだろう。
オジュウチョウサンは今後どうなるのだろうか。
現役を続けるのか、種牡馬になるのか、それとも別の道を行くのだろうか。
ステイゴールド×シンボリクリスエスという血統はそれなりに妙味のあるように思えるが、
それはオレの決められる話でもない。
一競馬ファンとしては、どういう結果になろうと、ただ応援する以外にない。
【今日のまとめ】
こういう去り方もかっこいいと思うのだが。
というわけで。
- 2021/04/17(土) 19:15:50|
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