白毛のソダシが桜花賞を勝った。
無敗でクラシックを勝利し、2歳GIを含めてこれでGIは2勝目であるから、
その白さに関係なく競走馬として既に名牝の域に踏み入れつつある。
レコードが続出する阪神の高速馬場におけるレコードタイムの価値はさておき、
高速馬場に対応して先行策で押し切るレースセンスは圧巻である。
着差こそ小さかったが、さながら条件戦を勝つかのようにあっさりと勝ってしまった。
リアルタイムで見たことはないが、
あまりスピードを感じさせないふわふわした走りでレコードを叩き出すその走りは、
「天馬」トウショウボーイを彷彿とさせる。
その白さといい、牝馬であるから「天女」かもしれないが、
まさか令和にもなってそんな古風なあだ名では呼ばれないだろう。
その血統から、ダートでの好走も期待できる。
恥ずかしながら、オレは既にソダシがダート馬になっていて、桜花賞では負けると思っていたくらいだ。
もし2000メートルまで克服できるのなら、
ドバイワールドカップやサウジカップなどの大レースでの活躍もあり得るのではないだろうか。
次走はオークスだそうだが、その結果が楽しみだ。
アーモンドアイが引退し、コントレイルが期待外れの敗戦を喫する中、
新たなスターホースの誕生が予感される。
ソダシの現役中にコロナ禍が明け、
競馬場が白いぬいぐるみを抱えたファンで埋め尽くされる日が訪れることを願ってやまない。
【今日のまとめ】
リアルダビスタならそりゃウマ娘に出す必要もない。というわけで。
- 2021/04/12(月) 21:58:20|
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