新車が納車された。
マツダのCX-30という車で、これまで乗っていたCX-3よりほんの少し大きいが、運転していて違和感はない。
安全機能もてんこ盛りで、5年近くも経つと自動車はこんなに進歩するものかと感心する。
新車なので、新車特有の匂いがする。
これを「臭い」と書くべきか迷うが、オレは比較的好きなものなので「匂い」と書くことにする。
新しいものの匂いはいい。
新築の建造物の匂いも好きだ。
それは主に建材や接着剤の匂いであり、化学的な匂いであるが、
それがまた、人間の匂いに染まっていない感じがしていい。
これをどうやって自分の匂いに染めていくか、という楽しみがある。
匂いは記憶とリンクする。
春の匂いがすれば卒業や入学の思い出が蘇るし、
好きだった女のつけていた香水の香りがすれば、その女のことを思い出す。
死臭によってトラウマが蘇るという悪い例もあるが、それだけ記憶との連関が強いということだ。
新型コロナで嗅覚が失われるという話ももはやあまり聞かなくなったが、恐ろしい話である。
これからの大事な思い出を匂いとリンクできるよう、せいぜい用心していくほかない。
【今日のまとめ】
駅の匂いも好きだ。
というわけで。
- 2021/04/06(火) 19:18:40|
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