


昨晩、外出する予定があった。
ちょうど上野行の通勤快速に乗ることができそうだったので、
空いている普通列車(そちらでも十分間に合った)を尻目に乗り込んだ。
宇都宮線・高崎線・東海道線の「通勤快速」は、きのうがラストランだった。
ダイヤ改正に合わせて、停車駅の多い通常の快速列車に統合され、廃止されたのだ。
古河に住むオレにとって、通勤快速は特別感があった。
古河・久喜・大宮と、大宮までわずか2駅で行けてしまう。
国鉄時代の急行を思わせるその停車駅に、ロマンを感じたものだ。
帰りに上野始発の通勤快速に乗り、座ることができたときの快適さはこの上ないものだった。
JRは通勤快速の廃止の理由として「利便性の向上」を挙げている。
それは嘘ではないとオレは思う。
コロナ禍を経て、そもそも「通勤」という概念の変革が始まった。
コロナが終息したとしても、電車利用客が完全に元通りになることはない。
その中で、「通勤快速」を廃止したことの意義を、オレたちは感じ取らなければならない。
【今日のまとめ】
東海道線の通勤快速はトラップだったが。というわけで。
- 2021/03/13(土) 23:07:16|
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