オリンピックの組織委員会の会長の後任選びが連日のニュースになっている。
なかなか決まらないように見せているのはパフォーマンスとしての意図もあるだろうが、
あまりにも損な役回りなので、実際に誰もやりたがらないというのもまた事実だろう。
オリンピックの開催は明らかに困難である。
このままいけば、ほぼ中止となる。
その状況下で組織委の会長に求められるのは敗戦処理だ。
IOCからの違約金をゼロまたは少額に抑える確約を取り付け、その上で中止する。
これが最良かつ唯一の幕引きであり、それ以外のシナリオはすべて地獄である。
世間の声は延期や中止を求めるものが多いが、
延期や中止で莫大な違約金を求められれば、
世間は「なぜ開催しなかったのだ」と騒ぐだろう。
現会長に上記のような幕引きの交渉ができたかはともかく、
アスリート上がりの人物にこれを期待するのはあまりに荷が重い。
少なくとも、前会長のように駆け引きに慣れた老獪な政治家でなければ無理だろう。
オレはそれなりにオリンピックを楽しみにしていたので、この現状は少し寂しい。
しかし、負け戦のダメージをできるだけ抑えることも必要不可欠である。
【今日のまとめ】
どのみちテレビ観戦なのだが。
というわけで。
- 2021/02/16(火) 17:21:36|
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