オリンピックの組織委員会の会長が辞任したというニュースを目にした。
その発端となった発言も先日目にしたが、結論としては辞任で仕方ないと思う。
発言の趣旨そのものは、特に問題はない。
よくネット上で言われる、
「男性に下駄を履かせなければ、入学試験や入社試験で合格するのは女性だらけになる」と同じ話で、
女性のほうが意欲が高いので、やる気のない男たちと比べて会議の時間が長くなる、ということを言っているだけだ。
男性を卑下して女性を持ち上げるのも差別かもしれないが、
それを言い始めると、何も言えなくなる。
とはいえ、こうした発言を公の場で発すればどうメディアが取り上げるかというのは目に見えている。
一度メディアが取り上げれば、発言の意図は関係がなく、
あとは、大衆がどう受け止めるかの話でしかない。
総理大臣を経験した人間ならば、それはよく理解しているはずだ。
もっとも、そう考えると、辞めたくてわざと上記の発言をしたのかもしれない。
彼は、総理大臣を辞める際も、癌であることを隠し、別の理由で辞めた。
オリンピックを開催することは、もはや誰が委員長であろうと不可能である。
それは運営側にいる人間であればあるほど痛感しているはずだ。
それを思えば、彼が辞めたくて上記の発言をしたことも、さほど責める気にはならない。
【今日のまとめ】
お決まりのパターンとしか感じない。というわけで。
- 2021/02/12(金) 15:40:42|
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