先日の共通テストで、
マスクから鼻を出していた中年の男性が、6度の注意に従わず、
あげくにトイレに閉じこもり、不退去罪で逮捕されたというニュースを目にした。
もちろん、試験は失格である。
誰もがそう思っているだろうが、
これは、昨年話題になった、
飛行機でマスク着用を頑なに拒否して降ろされた人物と似ている。
きっかけこそ、(正しい)マスクの着用の是非が原因であるが、
結局は、指示に従わないことが理由で試験を失格になったり、飛行機から降ろされたりしているというだけのことである。
もちろん、マスクを(正しく)着用しないという個々人の自由はある。
ただ、その自由があると同時に、
試験運営者にはマスクを正しく着用しない者を失格とする自由があるし、
航空会社にはマスクを着用しない者を飛行機から降ろす自由もある。
これはいわゆる「公共の福祉」の問題である。
マスクを着用したくない人は、
自宅のほか、マスクを着用しなくても問題のない場所でその自由を謳歌するしかない。
もしそれを嫌な世の中であると思うのであれば、
世間の多数派がそれを嫌な世の中だと感じるように、世間を変えていくしかない。
しかし、そうした運動が大々的に行われているようには、オレには見えない。
【今日のまとめ】
体質なら仕方ないとも思うが。
というわけで。
- 2021/01/19(火) 20:54:43|
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