わたし、コロナに感染しないので大丈夫です。
昨晩、上野の飲み屋街でマスクをせずに歩いていた若い女が叫んでいた言葉だ。
もし彼女の言葉が本当であれば、彼女の血液やDNAからすばらしい特効薬が作れるのではないかと思うが、
オレはすぐに彼女を見失ってしまった。
新型コロナウイルスのワクチン接種は遅くとも年内には始まっているだろうが、
「ワクチンさえ摂取すれば大丈夫」という言説をSNS上で多く目にするのは少し引っ掛かる。
ワクチンはあくまで感染や重症化のリスクを下げるものののはずだが、
得てして、ワクチンを打てばもうコロナに感染しない、重症化しない、と思っている人は少なくないように思える
(これは、インフルエンザのワクチンでも同じ様子だ)。
そうした人々が、ワクチン接種後、マスクをせずに街を出歩いたり、大勢で会食をするようになれば、
いま以上に感染が拡大するように思えてならないのだが、
これは医学的に誤った理解であろうか。
また、インフルエンザのワクチンで実例を目にしているが、
「ワクチンを打ったのに感染した人がいる。ワクチンは意味がないので打たない」
という人も確実に現れるだろう。
こうした人は現状のまま無防備な状態であり、感染した場合に重症化するリスクがある。
ワクチンを打ったことで過剰に安心している人たちと、ワクチンを打たない人たち。
こうした人々が同時に市中に放たれた場合、怖ろしいことになるのではないかと思っているのだが、これは杞憂だろうか。
【今日のまとめ】
注射は意外と好きだ。というわけで。
- 2021/01/11(月) 22:28:35|
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