有馬記念が終わった。
先日のエントリでも書いた通り、今年は久々に自宅での観戦となり、不思議な気分だった。
ともあれ、自宅で観る有馬記念も、それはそれで面白いものだった。
馬券的に駄目だったのはいつものことなのでどうでもいいが、
レースそのものも、どう感じればいいかよくわからない結果であった。
牝馬のワンツーで、フィエールマンは3着。
勝ちタイムも平凡であり、出走メンバーの割にレースレベルは高くなかったように思う。
アーモンドアイに(彼女が得意な府中であったとはいえ)天皇賞で歯が立たなかったクロノジェネシスとフィエールマン。
その二頭が1着と3着である。
その場にいることなく偉大さを見せつけたアーモンドアイのひとり勝ちであったかもしれない
(もっとも、アーモンドアイが中山で好走できるかはよくわからないが)。
多くの人がおそらく思っているのは、
このレースにコントレイルとデアリングタクト、
二頭の三冠馬が出走していたらどんな結果になっただろうかということだろう。
競馬にタラレバは禁物であるが、きっといい勝負をしたに違いない。
ファン投票1位で選出され見事に完勝したクロノジェネシスは言うまでもなく見事であるが、
来年は同じ牝馬であるデアリングタクトと戦っていくことになる。
混合のレースを選択すれば、そこにコントレイルも混じってくるだろう。
馬券的な予想を離れて、そんな勝負の行方を想像するのも、競馬ファンの楽しみである。
2歳戦線で強さが際立ったのも、やはり牝馬であった。
白毛のGI馬ソダシは牝馬クラシック戦線で主役を飾るのだろう。
アーモンドアイという偉大な馬がターフを去っても、まだまだ楽しみはなくならない。
2021年は、ダービーや有馬記念のような大レースを、再び現地で観られることを祈る。
【今日のまとめ】
まだ東京大賞典があるが。というわけで。
- 2020/12/27(日) 22:06:49|
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