有馬記念の枠順抽選会が行われ、枠順が確定した。
オレはドリームジャーニーが勝った2009年の有馬記念から毎年現地観戦しているが、
今年は抽選に外れたので中山には行けず、現地で観戦する。
ウイルスを恨んでも仕方がないが、こんな形で生観戦ができないのは寂しい。
印象に残っている有馬記念は、
最近だが、キタサンブラックの勝った2017年だ。
最後の最後にその圧倒的な強さを見せつけたそのレースぶりもさることながら、
その後の引退式の様子が忘れられない。
実質的なオーナーである「サブちゃん」こと北島三郎氏がその場で新曲「ありがとう キタサンブラック」を披露した
(しかも、その直後にダウンロード販売を開始するという最新のやり方だった)。
普通なら、オーナーが場を私物化するようなやり方は批判されても仕方がないが、
このとき、そんなことを言う人間はほとんどいなかった。
北島氏がキタサンブラックを愛していたのと同じくらい、ファンもキタサンブラックを愛していたのだ。
ヒーロー列伝のコピーがごとく、キタサンブラックはみんなの愛馬になったのだった。
あれから3年、強い馬や人気のある馬は現れたが、キタサンブラックのように「愛される馬」はいまだ現れていないように思える。
有馬記念の前日のホープフルステークスの出走馬には、そんな馬が潜んではいないだろうか。
そう期待するのも競馬の楽しみであり、
だからこそ、オレは20年以上にわたって競馬を見続けている。
【今日のまとめ】
寒くない観戦も案外いいのかもしれない。
というわけで。
- 2020/12/24(木) 19:06:36|
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