きょうの昼、いつものように五反田に行った。
駅を出て、ガード下の「後楽そば」に行くと、閉まっている。
臨時休業かなと思って入り口の貼り紙を読むと、
12月14日で閉店したと書かれていた。
後楽そばは閉店してしまったのだ。
その名の通り立ち食いそば店でありながら、人気メニューはソース焼きそばであった。
店内に入るとソースの香ばしい匂いが立ち込め、
きょうは普通の天ぷらそばにしようか、などという決意をいとも簡単に打ち砕く。
周りを眺めても、半分以上の客が焼きそばを食べている。
卓上のネギや辛ソース、あるいは有料の温玉などをトッピングし、各々の好きな味の焼きそばを作り上げて一気にかき込む。
あの光景は、もう味わえなくなってしまった。
コロナ禍で飲食店が閉店する様子は数多く目にしてきたが、
実際に頻繁に行っていた店がなくなるのは想像以上に悲しいものがある。
秋葉原の「トーキョーパラダイス」が閉店したときに似た悲しさだ。
なくなったもののことを考えても仕方がないのはわかっている。
くよくよしている時間があれば、いま営業している好きな店に行くべきである。
しかし、きょう一日くらいは、悲しみに浸らせてほしい。
【今日のまとめ】
カツ丼も食べてみたかった。
というわけで。
- 2020/12/22(火) 18:50:34|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0