首都圏のJRの終電が30分繰り上がるというニュースを目にした。
来春のダイヤ改正の内容とのことなので、そう遠い話ではない。
本格的にライフスタイルが変わっていくのだろうな、と思う。
終電が早くなれば、当然早く帰宅する人が増える。
仕事がどうしても夜遅くまで終わらないという人はともかく、
飲み会程度の用事であれば、みんな早く切り上げるようになるだろう。
ほとんどの人々はその時間まで飲みたいのではなく、終電に合わせて飲んでいるだけだからだ。
先日のエントリにも書いた通り、外で飲むという機会はほとんどなくなった。
SNSを見ると、そういう人もいるにはいるが、終電まで飲み続けているという人は少ない。
そもそも、飲食店の営業時間が短縮されているので、終電まで飲める場所も少ないのだ。
仕事が夜遅くまでかかるという人も、母数は減っているはずだ。
オレが仕事で使っているリモートデスクトップも、その気になれば24時間使用できるので、
仕事が終わらなければ電車のあるうちに帰宅し、家で続きをするということも可能だ。
テレワークの浸透により、遅くまで会社に残る必然性は低くなった。
また、出勤して日常的に深夜まで残業するような人は、そもそも電車ではなくタクシーを使う人のほうが多いだろう。
オリンピックも延期になり、おそらく規模は縮小されるだろうから、
臨時で終電を遅らせる措置さえも不要かもしれない。
運転士や車掌、駅のスタッフ、保線作業員なども労働者であることを考えれば、
このご時世で終電を早くし、彼らの負担を軽減させようとすることは自然な流れだ。
繰り返すが、ライフスタイルに迫られて終電が設定されているのではなく、
終電に合わせてオレたちのライフスタイルが規定されているだけだ。
終電が早くなれば、それに合わせて生活をすればいい。
無駄な消耗を避けて生きることと、終電の繰り上げは調和しているように思う。
それはオレにとって、悪いことではない。
【今日のまとめ】
湘南新宿ラインはもともと終電が早いのだが。
というわけで。
- 2020/09/07(月) 22:45:05|
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