自販機店舗に車で行きまくる。
いあ思うと、それが小中学生のころの夢であった気がする。
オレは昔からそういう少し「いなたい」ものが好きで、ドライブインや自販機店舗の雰囲気に憧れがあった。
小中学生にとっては、ドライブインや自販機店舗に行くというのは至難の業だ。
群馬に住んでいれば運が良ければ自転車で行けるかもしれないが、オレは群馬からは遠かった。
親に頼んで連れて行ってもらうことはできたかもしれないが、ああいうところには、自分だけで行きたいものである。
いま、それなりの頻度で自販機店舗に行っている。
車で、一人でだ。
「夢が叶った」というと大げさではあるが、小中学生のころの夢であったものが実現できているのは確かだ。
自販機店舗は、20年前でもすでに「古い」ものであったが、いまでもそれなりに生き残っている。
オレはそこに「懐かしさ」を求めに行っているというよりは、
単に、そこでしか体験できないものを求めている気がする。
自販機でうどんやそばやハンバーガーを食べるという体験をしたいと思ったとき、
それを実現するには古い自販機しかない。
現代の技術を用いた最新のうどん・そば自販機ができるなら大歓迎なのだが、そうした様子もない。
ノスタルジアに安住することなく、純粋な「いなたさ」を提供するスペースとしての自販機店舗。
群馬のオレンジハットや、先日行ったピット・イン77は、そういう場所だ。
オレはそういう場所にこそ憧れるし、今後も通っていきたい。
【今日のまとめ】
自販機食堂はそれはそれでアリ。というわけで。
- 2020/08/19(水) 22:08:53|
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