一部の高速道路で、最高速度が120km/hになるというニュースを目にした。
新東名の一部区間では今年度中、その他の検討対象の路線では数年のうちに解禁されるらしい。
基本的には制限速度というのは遵守すべきものであり、また多くの車は遵守しているので、
最高速度が上がれば渋滞の緩和にもつながる。
この解禁は歓迎である。
100km/hが120km/hになると事故が増えるかといえば、そんなことはない。
車間距離さえきちんと確保すれば、少なくとも高速道路では問題がない。
100km/hというのは60年近く前に名神が開通した際の制限速度であるから、
自動車の性能や安全技術の発達を考えれば、これがずっと同じだったというほうが不思議である。
通行帯違反も減るかもしれない。
現状、ルール上は追越車線でも100km/hの最高速度は遵守しなければならないが、
実際にはこの速度で追越車線を走行すると、なかなか追い越せなかったり、
とにかく飛ばしたい車に追い付かれ、あおり運転を誘発したりする。
120km/hで違反になることなく堂々と走れれば、走行車線に復帰しやすくなり、渋滞や事故は減るだろう。
120km/hが最高速度というのは、実にいい塩梅である。
関越トンネルを140km/h以上で走行したことがあるが、いくら線形が良いとはいえ流石に怖い。
120km/hが、大衆的なグレードの車で安全に走行できるマックスの値だろう。
既に新東名を120km/hで走行したことはあるが、
これが東北道や常磐道にも広がるのは楽しみである。
これからも、速度を意識しつつ安全運転を心がけたい。
【今日のまとめ】
合流だけちょっと怖そう。というわけで。
- 2020/07/22(水) 17:15:46|
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