月末の道路交通法の改正で、あおり運転を直接的に罰する罪が新設されるらしい。
それ自体は当然だが、この手の話題になると、インターネットでは決まって
「あおられる運転にも問題がある」「あおり運転を誘発する運転にも問題がある」ということを言う人が現れる。
しかし、それは言うまでもなく論点がずれているし、無駄な消耗でもある。
別に、60キロ制限の道路を60キロで走らなければならないというルールはなく、
最低速度が設定されていなければ、ゆっくり走っても問題はない。
ノロノロ走られたら渋滞の原因になる、ということを言う人もいるが、
それは「車間距離を取る」ということを守っていないからだ。
低速で車間距離を一定に保つということは意外と難しく、それなりの集中力と技量がいるが、
その己の技量のなさを遅い車のせいにしているにすぎない
(勘違いしないで欲しいが、10キロや20キロで走っているような異常な運転の車に関しては別だ)。
ほとんどの道路上の問題は、「車間距離を取る」というだけで解決する。
渋滞も発生しなくなるし、事故も予防できる。
よく、あおり運転が目的ではなさそうな主婦の運転する軽自動車がやたらと車間距離を詰めてくる場面に出くわすが、
あれは自分の命をじわじわと削っているようなものだ。
オレも運転は下手だが、下手だからこそ常に車間距離だけは確保している。
先日の免許更新の講習では「基本的にハイビームを使用しましょう」とビデオで言っていたが、
それは、基本的にハイビームを使えるだけの車間距離を取りましょうという意味でもある。
車間距離を取る。
まずはこれだけを守ればいいくらいの気持ちで運転したい。
【今日のまとめ】
終端で合流しない車も怖い。というわけで。
- 2020/06/22(月) 23:01:45|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0