厚生労働省が先日リリースした新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をiPhoneにインストールした。
はじめは、このようなアプリに果たして効果があるのだろうかという気持ちがあり
(後述のように今でもあるのだが)、インストールしていなかったのだが、
オレが新しいものに興味を示さないのもらしくないなと思い、とりあえず入れてみた。
何でも、感染を報告した人と14日以内に1.5メートル以内で15分以上接触していた場合に、通知が届くという仕組みらしい。
15分以上というのはトータルの話なのか累計の話なのかが不明だし、
そもそも、1.5メートル以内というのも微妙な話だ。
たとえば、ホストクラブやキャバクラに行ったとしても、
ホストやホステスがアプリを入れていなかったり、入れていてもスマホを事務所に置いていたら、接触した扱いにはならない。
また、感染者と接触していたという通知が実際に届いた場合にどうすればいいのかもよくわからない。
その場合、症状の有無等をアプリ上で尋ねられ、どうすべきかの指示が出されるようだが
(
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html)、
症状がなく、周囲にも感染者やその疑いのあるものがいない場合には、
「14日間は体調の変化に気をつけてください。」で終わるようだ。
「気をつける」は人によって度合いが異なるし、
仮に「気をつけ」ていても、もし周囲に感染者が出現したら、
自分がうつしてしまったかもしれないと疑心暗鬼になるだけのような気がする。
1.5メートル以内で15分接触しただけで感染する可能性は必ずしも高くないことを考えれば、
症状が何もなく、無症状感染なのか単に感染してないだけなのかがわからない人間にとって、いらぬ心配を植え付けるだけに思えてしまう。
ともあれ、そうした議論は既になされた結果のリリースなのだろうし、
この短期間でAppleの基準をクリアするアプリを開発した関係者には感謝するほかない。
一種のモニターのような気分で、とりあえず使ってみたい。
【今日のまとめ】
インストールしてから誰とも接触していないが。というわけで。
- 2020/06/21(日) 22:36:00|
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