8年前にリリースしたミニアルバム「愛って暗いね、ナハトムジーク。」が、今月に入って2枚売れた。
それも、いずれも海外からの購入のようだった。
歌詞に英訳もなく、すべて日本語で歌っているこのミニアルバムをどのように知ってくれたかはわからないが、
自分の作品をこうして買ってくれる人がいまだに存在するということは、作り手の端くれとして嬉しいことだ。
このミニアルバムの4曲目「断腸の思いでキスを」には、昨年亡くなった山田ワープさんのサックスソロがある。
レコーディングをした、当時川越にあったナ〆ナナメさんの自宅兼スタジオまで立川から来てもらい、録音したのだった。
「家ではなかなか吹けない」と言いながらも、アドリブではなくしっかりと考えたソロを吹いてくれた。
そのソロは、いま聴いても完成度が高く、この曲を象徴するものとなっている。
人がいなくなっても、作ったものは残り続ける。
それをあらためて感じた。
逆にいえば、残すためには、当然ながらなにかを作り続けなければいけない。
この状況下にあって、そのことの大切さと難しさを痛感している。
【今日のまとめ】
何を書くか無事に思い出した。というわけで。
- 2020/05/17(日) 22:17:05|
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