先日「HHKB」というキーボードを買ったことを書いたが、
追って、パームレストと吸振マットも購入した。
このパームレストと吸振マットがあるだけで、ずいぶんと打ち心地と疲労感が変わってくる。
こうした周辺機器をいろいろと買い揃えるだけでも4万円近くかかってしまうと考えるとなかなか恐ろしいが、
自動車や腕時計もメンテナンスに金がかかるものだし、
きっと、高級なものを買うというのはそういうことなのだろう。
高いキーボードを買っておいてなんだが、オレはブラインドタッチ(タッチタイピング)が苦手だ。
ある程度打ってキーの位置関係を把握すればそこそこ打てるが、
ホームポジションが安定しないので、何も打っていない状態からいきなりブラインドタッチをするのは難しい。
HHKBには英字配列だと無刻印のモデルもあるが、
アルファベットはともかくその他のキーがあることを考えると、オレにはとうてい無理な話である。
それでもオレがこうしてブログやメールマガジンを書き続けられるのは、
完全なブラインドタッチは無理でもそれなりにキーボードは打てるからである。
それなりに打てるようにしてくれたのは、小学生の頃に興じたガンダムのタイピングゲームのおかげだ。
当時はタイピングをゲーム感覚で練習するソフトがあり、それをクリアすることによって一定のタイプスキルを獲得できた。
当時はPCショップに行けばそのガンダムのようなコラボ物から真面目なものまでいろいろなタイピングゲームが売られていたが、
いまもあの手のソフトはあるのだろうか。
オレが学生のころでもそうだったが、
大学生でも、スマホの隆盛によっていえにコンピュータがなく、キーボードを打てないという人間はそれなりにいる。
オレの友人でも、キーボードが打てないので、スマートフォンのメモでゼミのレポートを書いている人間がいた。
会社ではどうしているのか少し気になる。
ともあれ、オレは小学校低学年のころからキーボードを20年以上打ち続けていることになる。
いまのデジタルネイティブでは、さらに長いキャリアの若者もいるだろう。
これからの人生でさらにどれだけ打つことになるのかと考えれば、
30代を機に良いキーボードを買ったというオレの選択は、誤りではなかったと信じたい。
【今日のまとめ】
会社のキーボードはロジクールのままだが。というわけで。
- 2020/05/08(金) 17:01:02|
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