この新型コロナウイルス騒動を見ていて思うのが、
国が珍しく、パチンコ店に対して真剣に締め付けを行っているということだ。
それも、この社会情勢をうまく使って、である。
パチンコ店を名指しで攻撃するのではなく、
あくまで一般的な休業要請として、パチンコ店をその中に含む。
自治体によっては、休業要請に応じない店舗を(パチンコ店に限らず)公表するという措置もとるようだ。
これまでは換金についても事実上黙認してきたのに、
今回は、「一律に休業していただいた結果、誠に残念ながら潰れてしまう」という間接的な方法で、
しかしそれでいて確実に、パチンコ店を潰そうとしている
(もっとも、今回の方法では、飲食店などその他の店も多く閉業しそうではあるが)。
国としては、どうせギャンブルをするなら、公営ギャンブルをしてもらうほうが助かるのである。
競馬の売上げの多くが国庫に帰属するという話は以前のエントリに書いたが、
各自治体のギャンブルの売り上げも、同様に自治体に帰属する。
ギャンブルという娯楽を提供しつつ、補償や給付金の財源として直接使える金が入るのだから、
このご時世においてこの上なく合理的だ。
オレは別にパチンコに恨みがあるわけではないので、どうなってもいいのだが、
もし、パチンコ店に流れるはずだったギャンブラーたちの金が公共の金になるのであれば、
それはそれでいいことだとオレは思う。
【今日のまとめ】
境のエクセルはオープン延期らしい。というわけで。
- 2020/04/23(木) 20:15:12|
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