きのうの皐月賞は、馬券こそトリガミだったが興奮した。
ここ数年、いや、歴代の皐月賞という枠の中で考えても、トップクラスに素晴らしいレースだったと思う。
オレはナリタタイシンの勝った平成5年の皐月賞が一番好きだが、
今年の皐月賞はそれに次いで好きだ。
ここ最近になって2歳の牡馬GIが二つに増えたが、
2歳GI馬、それも無敗馬同士の激突が皐月賞で行われ、
その二頭が直線で叩き合ってゴールしたのである。
競馬の漫画で同じことをすれば「安直でつまらない」と言われるだろうが、これは現実だ。
これで興奮しない人は、競馬ファンではないか、馬券が相当に外れたかのどちらかだろう。
土曜の中山グランドジャンプのオジュウチョウサンもそうだったが、強い馬はどんな条件でも強い。
荒天でひどい馬場の下でグランドジャンプを決行したことに批判的な人もいるが、
オジュウチョウサンは、その過酷な条件をものともせず、いつものように楽勝した。
きのうのコントレイルも、騎乗した福永が開口一番「想定外だった」と言ったように、
いつもの好スタートではなかったし、馬場も良くなかった。
そんな中、不利な大外を回して(外への持ち出し方は上手かったが)あっさりとサリオスをねじ伏せてしまうのだから、
これは相当に強い。
少なくとも、ダービーまではこの馬で決まりだろう。
今年はダービーも無観客開催の可能性が高く、
残念ながらその姿を競馬場で観ることができるのは早くとも秋になるだろうが、
それまでコントレイルが戦績に傷をつけることなく蹄跡を積み重ねる様子を、一ファンとしてじっくりと見守りたい。
【今日のまとめ】
年内GI6勝を見たい。というわけで。
- 2020/04/20(月) 23:21:39|
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