世の中が不穏な雰囲気になっている。
オレは非常時を楽しんでしまうタイプなのであまり危機感はないが、
お上に逆らおうという気もないので、外出を控えろと言われれば素直にそれに従う。
SNSを中心とするインターネットでは、政府への批判や、政府への不信を表明する書き込みを数多く目にする。
そうした書き込みを眺めていると、つい、
「国民から信頼されている政府」が理想の存在であるかのように錯覚してしまう。
だが、それが誤りであることは自明だ。
政府は、原理的に国民から信頼されてはいけない存在だからだ。
国民から信頼され、批判を受けない政府がどうなるかといえば、独裁だ。
発展途上国のレベルであれば、
独裁でありながら国民が満足し、一見豊かな生活を享受できるという状況もあり得るが、
日本のような豊かな国ではそれは不可能だ。
民主主義において国民に期待されていることは、政府を監視し、批判することだ。
みんなが政府を批判している現状は健全である
(もっとも、その批判の内容が現状あまりにも幼稚であることは大きな問題だが)。
批判をしても処刑されず、警察に捕まることもない国家は明らかに健全だ。
そんなわが国であれば、きっと立ち直りも可能だろう。
【今日のまとめ】
たまには前向きに。というわけで。
- 2020/03/27(金) 21:19:36|
- 日記
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