国が何もしてくれない。
SNSを開けばそうした主張が溢れかえっている。
しかし、国はそもそも何かをしてくれる存在ではない。
そもそも、民主主義国家においては、「国が何もしてくれない」と文句を言っている国民も、その国の一部である。
どうしても不満があるなら、自分が選挙に立候補して政府の一員となり、
不満がある部分を改善していく以外にない。
休業に対して補償をしてくれ、という主張もある。
だが、国が補償をするとして、その財源は税金である。
国民全員で平等に損失を負担すること自体はあり得る考え方だが、
税金を財源とすれば、そのツケは最終的に増税となって返ってくる。
きっと、補償がないことに文句を言う人々は、その増税に対してもSNSで批判するだろう。
苦しいのはみんな同じだ。
そんなときに必要なのは、国に助けを乞うことではなく、自助努力である。
どうしても生活が成り立たないならば生活保護もあるし、それは制度であって恥ではない。
生き抜くために必要なのは、国に文句を言うことではない。
それは自明のことだ。
【今日のまとめ】
固定資産税は下げてほしいが。というわけで。
- 2020/03/25(水) 13:13:12|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0