今年から、博文館の「当用日記」を買い、
これまで使っていた横書きのノートに代えて日記をつけている。
縦書きに当初は慣れない気持ちもあったが、いまはほとんど違和感がない。
オレの日記は箇条書きなので、あまり問題も生じないのだ。
この「当用日記」は、各ページにあらかじめ日付が印刷されており、
時節に合った俳句と、昔のその日にあった出来事とが記されている。
たとえば、この3月11日のページには、
「
春の水すみれつばなをぬらしゆく 与謝蕪村」
「
マドリッドの3つの駅近くで朝の通勤列車を狙った爆弾テロで死者191(2004、平成16)」
とある。
日記を毎日つけていれば、年に365句の俳句と、過去のニュースを学べるということになる。
国文学を専攻していたり、俳句に興味があるという人でもないかぎり、
俳句を365句知っている、という人は、それほどいないのではないだろうか。
別にたくさん知っていれば偉いという話でもないが、
たとえ自己満足であっても、それは悪いことではない。
オレは毎日、それぞれのページに書かれた俳句を一回は口ずさむ。
日記を毎日つけるようになってから、もう何年経つだろうか。
あの震災の頃には、もうつけていたような気もする。
いま、世の中はあの頃のようにまた少し荒みつつあるが、
そうした世の中を生きるいまの気持ちも、忘れずに日記に残しておきたい。
【今日のまとめ】
もちろん #hatoweight も。というわけで。
- 2020/03/11(水) 22:31:46|
- 日記
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0