先日は伊香保温泉のホテルに宿泊した。
オレは週に一回はサウナに行くと決めているが、この週は、その週に一回のサウナがこの温泉だった。
ホテルには浴場が二つあり、夕方と朝にそれぞれの浴場に入ったのだが、
特に、朝に入ったほうの浴場がすばらしかった。
サウナは平凡だが(もちろん、悪くはない)、
水風呂が強烈な冷たさで、消毒臭さもない。
洗面所の水道には「榛名山の天然水なので飲める」旨の貼り紙があったが、
おそらく、この水風呂もそうなのではないかと思う。
サウナ施設ではないので、おそらくは特にチラーが効いているわけでもないし、温度計もない。
しかし、冬の伊香保であるから、むしろ水温は非常に低い。
サウナ後に水風呂に浸かると、足先が痛くなるほどの冷たさである。
高く見積もっても12-13℃で、あるいはもっと冷たいかもしれなかった。
その後、露天風呂のスペースに出て外気浴をする。
フィンランドだ、と思った。
周囲の林から木漏れ日がのぞき、吐く息は白い。
周囲は静寂で、ただ鳥のさえずりが聴こえるだけだ。
サウナから出てきた身体からは湯気が立ちのぼる。
浴槽の縁に適当に腰掛け、天を仰ぎ見ると、全身が心地よさに包まれる。
これを3セット繰り返したあとで、部屋に戻ってしばし休み、レストランで朝食バイキングを堪能した。
身体が完全にリセットされた気分だ。
サウナ施設やスーパー銭湯ではない温泉のサウナは「二流」だと思っていた自分が恥ずかしい。
紛れもなく一流の、ととのえるサウナだった。
【今日のまとめ】
夏場の水風呂の温度が気になるが。というわけで。
- 2019/12/05(木) 13:04:40|
- サウナ
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