参院選が始まっている。
オレは期日前投票により、既に6日に投票した。
投票する党や候補者ははじめから決まっているので、
わざわざ混んでいる投票日に行く意味がないからだ。
インターネットで違和感があるのが、
投票に行くことが偉いとか、かっこいいという風潮があることだ。
投票に行ったことを著名人がSNSに投稿したり、
投票済証明書があると、投票日当日に割引を行う飲食店が現れたりする。
端的に、愚かだと思う。
愚かは言い過ぎかもしれないが、少なくとも、どうでもいい。
投票に偉いもかっこいいも何もない。
単に、与えられた権利を行使するかしないかの話だ。
行使したければすればいいし、行使したくなければしなければいい。
歯磨きをする人間を偉いとかかっこいいと思う人間はいないが、
投票も歯磨きと同じだとオレは思う。
歯磨きと同じで、当たり前にする行為であり、そこに特別な意味など必要ない。
投票に行くのが偉いとか、投票に行ったら割引価格で飲食できるとか、
そんなことが賞賛されている限り、この国に民主主義など根付くはずがない。
それは他人からの評価に基づいているからだ。
投票に行くと偉いと思ってもらえる、投票に行けばご褒美がもらえる。
そんな主体性のない国民が民主主義の担い手になることは、金輪際不可能だ。
【今日のまとめ】
我が市には投票済証明書はない。というわけで。
- 2019/07/14(日) 20:00:00|
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