新しい日本銀行券のデザイン案が発表された。
オレは塾員なので、一万円札が福澤先生でなくなるのはそれなりに残念だが、
新しい千円札の顔となる北里柴三郎は義塾の関係者なので、塾員のメンツは引き続き保たれるのだろう。
発表された新しいデザインを見て、「格好悪い」とか「ダサい」という声がネット上で散見される。
言わんとすることは理解できるが、
そもそも、それを言い始めると、このご時世で現金を使うこと自体が「ダサい」という話になる。
現金は偽造や誤認のリスクがあるからこそ電子マネーが推進されているということを考えれば、
偽造しにくく、かつ視認性の高い日本銀行券にリニューアルされることは合理的だ。
今後電子マネーが主流となれば現金の流通量は減るだろうから、
その分コストをかけることも合理的かもしれない。
少なくとも、オレは平日に通勤していて現金を使うことはまったくない。
財布は保険証や免許証が入っているので一応持ち歩いているが、
万一に備えないのであれば、それこそ財布を家に置いてきても何も困らない。
現金を使うのは、一部の現金しか使えない店での買い物や、冠婚葬祭のご祝儀や香典くらいだ。
作家の森博嗣が「印刷書籍は将来記念品としての役割になる」と言っていたが、
オレは、現金もいずれそうなると思う。
お年玉、ご祝儀、香典の時だけ、日本銀行券が姿を現すのだ。
【今日のまとめ】
小銭のほうはまだわかる。というわけで。
- 2019/04/11(木) 20:00:00|
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