先日、神田の「RAKU SPA1010 神田」に行ったので、その感想をメモしておく。
万世橋近くという好立地で、
かつて同じ場所にあった「江戸遊」というスーパー銭湯をリニューアルした施設だ。
全面的にリフォームされているようで、エントランスも綺麗だ。
靴ロッカーキーはリストバンド式になっている。
番号を受付で登録し、その番号と紐付けて退館時に精算するシステム。
もっとも、せっかくICタグが付いているリストバンドなのに、館内の自販機はどれも現金のみ対応なのが残念だった。
貴重品盗難の免責のために財布を持ち歩かせたいのかもしれないが、不便としか感じない。
2階のレストラン(今回利用せず)ではおそらくICタグで精算できるのだろうが、ここは早急に対応してほしいところだ。
24時までは10時間滞在できるRAKUSPAコース(オープニング価格で1460円)を選択すると、館内着とタオルセットを渡される。
その他、銭湯のみのコースや銭湯+サウナのコースもあるが、そのコースだと4階のラウンジを利用できない。
銭湯は3階にある。
衣類ロッカーは充分な数があるのだが、浴室や洗面所が狭い。
浴室は、少し広いビジネスホテルの大浴場くらいの大きさしかない。
炭酸泉と替わり湯、サウナと水風呂があるが、
シャワーブースの数は少なく、混雑により常に待ちが出ていた。
サウナは90度を越えているのはいいが、やはり狭く、無理やりすし詰めにしても10人は入れない。
また、狭いゆえ、誰かが扉を開けると冷気がサウナ室内に入ってきてしまう。
そして、受付で渡される緑色のフェイスタオルが銭湯でいうサウナ札の代わりになっているため、
タオルがどんなに湿っても、サウナ室内にそのタオルを持ち込まないといけない
(一応100円で交換はできるが、交換のためにはそのタオルを持って一階の受付に行かなければならない。
つまり、タオルを替えたければ、
いったん風呂を出て、財布を持って服を着て一階に降りろということだ)。
水風呂は17度だが、ジャグジーなどによる循環がなく、あまり清潔とはいえない状況だった。
また、ととのいスペースはまともな椅子がなく、
周りの人のサイクルをよく考えてサウナと水風呂を往復しないとならず、自分のタイミングでととのうのが難しい。
また、先に述べたように洗面所が狭く、3ブースしかない。
その幅もあまりなく、
オレは左端を使ったのだが、髪を乾かすときに腕が壁に当たるほどの狭さだった。
また、綿棒はあるが、櫛や化粧水などのアメニティはまったくない。
あくまで、風呂はオマケとしての施設だと考えたほうがよさそうだ。
4階のラウンジは館内着でないと入れない。
ここは快適で、キャンプをイメージしたおしゃれな空間に5000冊の漫画やコワーキングスペースがある。
だが、場所柄常に人が多く、椅子はほとんどが埋まっているので、「人が少なければ快適」と言ったほうがいいかもしれない。
「土曜の人の多さで快適ではなかった」ということにしてすぐに退館したが、
思えば、土曜でも快適に過ごせる銭湯やサウナはいくらでもある。
萩の湯や寿湯、サウナセンター、ニュー大泉や北欧など、近場にそうしたスポットがあることを考えると、
オレは今後ここを利用することはなさそうだ。
もっとも、サウナに興味がなくひと風呂浴びられればいいという人や、
寝転がりながら漫画を読んで秋葉原で時間を潰したいという人にはいい施設だと思う。
【今日のまとめ】
なぜか入り口の自販機だけ電子マネー対応。というわけで。
- 2019/04/09(火) 20:00:00|
- サウナ
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